茶房のドリンクメニューで一番人気の自家製香草茶(ハーブティー)を、ご自宅でもお楽しみいただけるように、今秋より無人販売所で取扱いを始めました。商品を監修した販売部スタッフ渡邉さんにお話をうかがいます。
渡邉「鮮やかな天然色が特徴の香草茶は、〈黄〉は朝、〈赤〉は昼、〈青〉は夜をテーマにブレンドされており、それぞれのイメージに相応しい効能があるんです」。
〈黄〉はすっきりとしたグレープフルーツとレモングラスに、緑茶のような味わいのネトルや清涼感のあるミントを合わせ、朝の目覚めをイメージしたブレンドです。消化促進や免疫力アップなど体の調子を整えるデトックス効果が期待できます。
〈赤〉は上品でフルーティーなバラとさくらんぼの香りに、ハイビスカスの酸味やグリーンルイボスの自然な甘みが合わさり、お昼時にリフレッシュできる華やかなブレンド。美肌効果や代謝促進など、美と活力を与えてくれます。
〈青〉は爽やかなマスカットの香りで、バタフライピーとマロウブルーの発色が美しく、ゆったりとリラックスした夜を感じるブレンドになっています。鎮静作用や疲労回復など、心身を癒して眠る前の緊張をほぐしてくれます。
渡邉「茶房のドリンクではとくに〈青〉をオーダーされる方が多いですね。バタフライピーとマロウブルーからなる美しい青色が人気です」。
渡邉「上質な糸寒天とお砂糖で作られた華やかな艶干(つやぼし)は、外側がシャリシャリ、中は口当りやわらかな二つの食感が魅力です。また、それぞれのハーブを煮出してほんのり香りづけしています」。
三色の艶干が映えるようにランダムに並べられたパッケージは、さながら現代アートのようで思わず好奇心をかきたてられます。手軽なティーバッグと口当たりの良いお茶菓子がセットになっているので、パッケージを開けたらすぐに、くつろぎのティータイムをお楽しみいただけます。
渡邉「ディスプレイに用いた古い木箱は、水車の水を受ける杓(ひしゃく)として使われていたそうです。ほかにも水草や蝉の抜け殻など小道具をあしらい、夏の名残を感じさせるノスタルジックな雰囲気を演出してみました」。
自家製香草茶はエントランスの無人販売所にて、8月16日から9月15日まで1か月間の限定販売になります。銀座凮月堂こだわりのオリジナルブレンドを是非お試しください。
『自家製香草茶と艶干』(無人販売所)/1,000円